関西学生秋季サッカーリーグ2部の第2節が9月23日、神戸大国文グラウンドで行われ、神戸大は0-1で龍谷大に惜敗した。【9月23日 神戸大学NEWS NET=UNN】
開始15分、中盤から一人で攻めあがった龍谷大FW下滝徹がそのままスピードに乗り、相手DFを振り切ってシュート、先制点をあげられる。龍谷大の得点後は、試合は神戸大ペースで進む。両サイドからのセンタリングや右サイドバックからのスルーパスなどが通るものの、得点につながらない。
後半に入っても、神戸大ペースだった。62分、FW平本裕司のロングパスを、ゴール前で待っていたMF金岡慶がダイレクトボレーであわせるが、ゴールポストに跳ね返される。跳ね返ったボールをすかさずFW黒坂史明がつめるが、これは龍谷大GK柳田元摩がファインセーブ。神戸大の応援席からは、ため息がもれた。
龍谷大は、守備中心でカウンターを狙うという戦い方に徹した。67分、神戸大は守備のミスから相手にボールを奪われ、あわや失点という危ない場面もあった。 74分、龍谷大のMF川辺三史がラフプレイで今日2枚目のイエローカードをもらい、退場。一人少なくなった龍谷大は、完全に逃げの形に入る。神戸大は決定的な場面を作るが、龍谷大GKにゴールを阻まれた。0-1のまま、終了のホイッスルが吹かれた。
龍谷大は、前半に奪った1点を守りきり、今季リーグに2勝目をあげた。神戸大は主導権をにぎり、試合を優位に進めながら、1点に泣いた。 神戸大の北口智也監督は、「守備で基本的なミスが見られた。しかし、春に比べるとかなり上達している。サッカーの方向性は、間違っていないと思う」と感想を述べた。
●関西学生秋季サッカーリーグ戦(9月23日・神戸大国文グラウンド)
神戸大 0 0-1 1 龍谷大
(0勝2敗) 0-0 (2勝)
【龍谷大】下滝
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