十月三十一日から十一月五日、東京の馬事公苑で行われた全日本学生馬術大会に神大から二頭が出場した。 障害、馬場、総合の三部門のうち、馬場馬術に出る予定だったエトランゼ号は当日朝になって、跛行(はこう・筋肉痛)がひどくなり棄権。残念そうな騎手の前谷順子さん(教・四)だったが、「年寄りの馬なので、ある程度の覚悟をもって臨んでいた」と主務の中山鉄平さん(発・三)。
総合馬術には凌雲号が三つの審査(調教、耐久、余力)を無事終え完走。凌雲号の全国出場は八九年以来二度目。関西勢の馬は約半数が失格することもあり、騎手の道下(どうげ)謙太郎さん(工・三)は満足げだった。 全国約三十大学から二百数十頭の馬が集まった今大会。最終日は日曜日とあって、家族連れの観戦が目立ち、馬が障害の前で立ち止まったり、横にそれたりした後、騎手が再挑戦してハードルを飛び越えると観覧席から拍手がわきおこった。
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