理学部キャンパスの西側、市バスの路線沿いの坂道からも見える石垣に41本の樹が白い花を咲かせている。今年1月20日に植樹された、震災犠牲者を悼むハクモクレンだ。【4月4日 神戸大学NEWS NET=UNN】
記念植樹を呼びかけたのは、被災地の緑化運動を展開している阪神・淡路震災復興支援10年委員会(代表、安藤忠雄・東大教授)。震災で亡くなった学生と教職員ら神戸大関係者41人を追悼するため、同数のハクモクレンを植えた。今年は3月下旬に開花したハクモクレン。花期は3月~4月という。
4月4日で震災の日から3000日。キャンパスに咲いた花が、失われた命を無言で語り継いでいく。
【写真】一年目の花をつけたハクモクレン。写真は4月4日に撮影
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