男子第58回西日本学生バスケットボール選手権大会4回戦、神戸大-びわこ成蹊大が5月28日に大阪府立体育館で行われた。神戸大は第3Qに点差を詰められるも、第4Qに再び突き放し、95-64で勝利。明日、昨リーグ覇者の近大とベスト8進出を懸けて対戦する。【5月28日 神戸大NEWS NET=UNN】
1部のチームとして、負けられない意地があった。同じ関西学生リーグでも、2部に所属する、びわこ成蹊大は格下の存在。ベスト16入りにも、選手らは浮かれた様子はなかった。
身長は低いが、速さがある相手に対して、落ち着いてディフェンスをした。昨日の名古屋外大戦では、速攻への対応が遅れたが、この試合ではしっかりと修正。内側を固め、大会が始まってから最小の失点に食い止めた。
ただ、苦しい時間もあった。一時は最大で22点をリードしていたが、第3Qにシュートが入らず、逆に、相手に3点シュートを連続で許した。それでも、6点差まで追い上げられた第4Q開始後。後半から出場したG堀江(理・4年)が相手のパスをカットし、PF西田(国文・4年)とSF中西(工・3年)への速攻を決め、リズムを取り戻した。
「第3Qは苦戦した。でも、バスケットにはそういう時間もある」と松宮監督。
明日の5回戦で近大に勝利すると、昭和49年の第24回大会以来となる8強に名を連ねることになる。昨年の主力が多数引退した近大は、今年の関西学生選手権でも4回戦で敗退するなど、結果が出ていない。
松宮監督は「ベスト8で当たる相手としては弱い。チャンスだね」と不敵な笑み。司令塔の堀江は「昨年のメンバーと違うのは気持ちの面で楽。ベスト8に留まらず、もっと上を目指したい」と貪欲さを見せた。
●男子第58回西日本学生バスケットボール選手権大会4回戦(5月28日・大阪府立体育館)
神戸大 95 23-10 64 びわこ成蹊大
21-22
16-22
35-10
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