グリークラブら5団体合同による「Joint Cocert2012 歌でつながる心の輪」が 7月14日、神戸市立灘区民ホール・マリーホールにて開催された。グリーは4番目に登場し、力強い歌声を披露した。会場には学生のみならず、OBや地元の人など多くの人が集まった。【7月19日 神戸大NEWSNET=UNN】
コンサートでは神戸女子大学コーラス部と神戸親和女子大学コーラス部の合同合唱チーム、混声合唱団「花みずき」、KCユースクローバー、神戸大学グリークラブの計5団体が演奏。また、第5ステージでは参加団体のメンバー全員による合唱も行われた。グリーは単独では4番目のステージに登場して、日本民謡集を披露した。歌ったのは「そうらん節」などの4曲でテーマは「海」。男声合唱らしい力強く迫力のある歌声で会場を圧倒していた。ソロを歌い上げた部員も合唱にも負けない張りのある歌声を響かせた。
第5ステージでも、「赤とんぼ」など日本語の歌が歌われ、輪唱などで観客を大いに楽しませていた。また、コンサート終了後のロビーホールにおいても合唱が行われた。多くの人が足を止めて聞き入っており、終了後には盛大な拍手が送られた。
部長の山本舜一さん(工・3年)は今回の選曲について、「指揮者の片木さんの希望で、顧問の方と相談しこの曲にすることを決めた」と話した。また、指揮者の片木俊介さん(経済・3年)は、今回の演奏について「4年生が1人もいないが、そのプレッシャーの中でも、うまくできてよかった。新入生も多く入り、人数の多い演奏になったが、最初から最後まで力強い演奏ができた」と喜びを口にした。次回に向けては、「アドバイスの仕方が分からず苦労した。また、テンポや細かいところをより磨いていきたい」と述べた。
今回、運営の手伝いに来ていた、神戸女学院大の4年生は「力強い声で、声が飛ぶ人が多いし、4年生がいない中ですごいと思う。差し入れも多く、先輩方に好かれているのだと分かった」と話していた。
次回の演奏会は12月22日、神戸芸術センター芸術劇場で行われる予定。部長の山本さんは「今回は日本の海がテーマだったので、次回は外国の海の民謡をやる予定。観客の方にはその違いを楽しんでもらいたい」と語った。
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