神戸大のお膝元、灘に新たなオールナイトのイベントが生まれる。その名も「神戸Cross-N」。六甲祭が開かれる週末の14日夕方から15日朝にかけて開催される。
イベントは神戸大の学生や卒業生、灘区在住の有志が運営している。3つの会場でさまざまな催しが行われるほか、周辺の飲食店で利用できるクーポンがついた会場マップも発行。神戸大生が地域とつながるきっかけになるようなイベントを目指す。
六甲台第2キャンパス南の「神戸学生青年センター」では、14日午後6時から日本酒の試飲会が開かれる。日本酒サークル「正宗会」による 企画で、灘の地酒を飲み比べることができる。
経営学部4年の乾晃大さんが経営する「夜カフェnotte」は特別に時間を延長して、14日午後6時から15日午前6時30分まで営業。ちんどんサークル「モダン・ドンチキ」が演奏を披露する「ちんどん居酒屋」などの催しが予定されている。
14日午後11時からは阪急六甲駅北のライブハウス「Maiden Voyage」でステージ企画が始まる。音楽ライブやパフォーマンス、早食い大会など多彩な企画が夜を徹して展開される予定。15日午前6時45分からは来場者一同でラジオ体操第1を行い閉幕となる。
13日と14日には神戸学生青年センターで会場マップを1部1000円で販売。購 入者には阪急六甲駅から阪神新在家駅にかけての飲食店22店舗で14日のみ使えるクーポン2枚が特典として贈呈される。クーポン1枚と500円を支払えば、約1000円分のメニューが提供される仕組みだ。マップには「炭火美食ダイニング 恵 Megu」のプリンの当日交換券と、「Maiden Voyage」で行われるパフォーマンスの観覧券・ドリンクチケットも付けられる。
協力店には個人が経営するところも多く、運営に当たっては学生と地域の触れ合いを重視している。イベント終了後には自由参加の清掃活動も行われる予定だ。スタッフの坪田卓巳さん(2009年経営夜卒)は「ただ学生同士が集まり飲んで騒ぐイベントではなく、学生が地域の社会人の方々と酒を酌み交わしながら親睦を深められるきっかけになれば。神戸大生が街に親しみを持つことで、卒業しても第2の故郷として再び帰ってきてもらえるようなイベントにしたい」と来場を呼びかけている。
詳しくはこちら(神戸Cross-N公式ウェブサイト)。
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