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- 【震災特集2019】花手向け犠牲者しのぶ 献花式 毎年開く
神戸大に関係ある震災犠牲者を追悼する献花式が、毎年1月17日前後の日程で六甲台第1、深江両キャンパスで行われる。大学の教職員や亡くなった学生の遺族らが、震災犠牲者慰霊碑に花を手向ける。
六甲台第1キャンパスの献花式には、毎年学長が参加する。武田廣学長は2018年、「震災(の記憶)が風化していく中で、式典を続けていくことは大事」とあいさつ。また教職員や遺族以外に、犠牲者を知る人も訪れる。18年は、震災で亡くなった応援団長・高見秀樹さん=当時(経済・3年)=の1学年下の後輩や、先輩を亡くした陸上部のOBの姿があった。
毎年キャンパスで行われる献花式だが、存在を知らない学生も。工学研究科の男子学生は「新聞やテレビで1月17日に震災が起きたことは知っている。だが献花式は知らなかった」と話す。18年の献花式当日に六甲台第1キャンパスにいた女子学生は、「慰霊碑も献花式も知らなかった」と驚いた様子だった。
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