応援団総部応援団に4月、今川芙美乃さん(経済・1年)と山下美沙さん(同)が女性リーダー部員として入部した。女性がリーダーを務めるのは応援団59年の歴史の中で初めてだ。
今川さんは長い間、やりたいことが見つからなかったという。アメリカンフットボール部の新歓イベントで応援団を見て「これだと思うものを見つけた」と話す。山下さんは入学式で新入生歓迎演舞を見てかっこいいなと思ったのがきっかけ。今川さんの入部を知り「女子でも(応援団を)やっていいんだな」と入部が選択肢に入った。
平日は声出しや応援歌、フリの練習、走り込みなど応援活動の基礎作りをする。練習メニューは男女同じ。今川さんは「(男女関係なく)全部一緒がいい。ついていくのに必死だけど、ついていきたい」と話した。土日は可能な限り試合の応援に出向く。山下さんは「勝ったときには(選手と)喜びを共有できるのが応援団の魅力」と話す。
自身の目標について「団長の宮脇健也さん(経営・4年)のような行動力のある人間になりたい」と今川さん。山下さんは「男女関係なく美しい演舞ができる、(男女の)差を取り払う存在になりたい」と語る。
応援団は昨年、3年間の活動停止を経て復活した。今春7人の新入部員を迎え、現在マネージャーを含めて10人で活動している。
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