新型肺炎の流行を受け、卒業式について中止を含む対応を発表する大学が相次いでいる。神戸大は2日12時現在、引き続き卒業式を開催する方向だが、時間短縮を検討している。明日3月3日に開かれる「新型コロナウイルス対策本部会議」で開催の可否についてなんらかの判断がある可能性があることが、メディア研の取材で分かった。<玉井晃平>
「新型コロナウイルス対策会議」は学長と理事をはじめ執行部の役員らで構成されていて、神戸大の新型肺炎対策の意思決定を担っている。
2019年度卒業式と2020年度入学式をめぐっては、例年会場となってきたポートアイランドのワールド記念ホール(神戸市中央区)が改修工事で使用できず、近くの神戸国際展示場(神戸市中央区)に会場を変更した影響で、収容人数の問題と来場者の安全確保のために、式典会場への入場を該当する学生のみに制限することが発表されていた。
3月2日22時現在、神戸大ホームページ内の卒業式のお知らせ記事では、新型肺炎への対応は注意喚起のみにとどまっている。
了
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