学内にも感染拡大の影響 事務室閉鎖やオンライン授業への切り替えも

 1月19日、昨年4月に感染者数を発表するようになって以降、神戸大学内で最多の人数の感染が判明したことが発表された。また、1月17日には学生支援課から事務室閉鎖の通知があり、一部の学部・学科では受講生に対して授業をオンラインに切り替える旨の通知を出すなど、感染再拡大の影響が出てきている。<塚本光>


(画像:大学HP「新型コロナウイルスへの対応について」 スクリーンショット)

学内感染者数は過去最多に

 神戸大は1月19日、全学HPで2022年1月12日から18日の7日間で学生26人、教職員5人の感染が判明したと発表した。昨年4月に感染者数を発表するようになって以降、最多となった。
 1週間前の12日には、2021年12月29日から、2022年1月11日までに、学生3人、教職員3人が感染したことが発表されており、およそ2ヶ月ぶりの学内での感染者発覚となっていた。


(画像:大学HP「本学の新型コロナ感染者について」 スクリーンショット)

学生支援課の事務室は閉鎖

 教職員の感染者数も増加している中、1月18日に事務体制の活動制限指針がレベル2「時差出勤と在宅勤務を推奨」に引き上げられ、事務室の閉鎖に追い込まれている部署もある。
 神戸大学務部学生支援課は、1月17日に、1月17日から事務室を閉鎖することになったと4団連を通じて各課外活動団体に通知した。閉鎖の期間は明記されていない。


(画像:大学HP「活動制限指針表」 スクリーンショット)

一部の学部・学科ではオンライン授業に切り替え

 授業の活動制限指針レベルは変更されていないが、工学部の一部学科では、1月17日に「大学から新型コロナ感染防止のための通達があり、今週の授業はオンラインとする。」、「受講者の中から、コロナ陽性者が出たため、大学からの指示に従い、今週の講義はオンラインで実施する。」などの通知が学生に送られている。他にも対面授業からオンライン授業に切り替える通知が送られている学部がある。

 また、1月20日には「令和4年度の授業実施方針について」が発表されたが、ここでは「感染防止対策を徹底したうえで、対面での授業を中心に行う予定です。」と書かれている。


(画像:大学HP「令和4年度の授業実施方針について」 スクリーンショット)

兵庫県が「まん延防止等重点措置」の適用を要請

兵庫県は、1月20日、「まん延防止等重点措置」の適用要請を正式決定した。適用されることになれば、大学からの授業形態についての発表も注目される。

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