女子タッチフット東西王座決定戦 神戸大は3位

12月2日の女子タッチフット東西王座決定戦で、神戸大Rooksは成城大、慶応大と対戦。成城大には20-27で敗北したが慶応大には34-0で勝利し、3位に輝いた。牛島主将は試合内容を振り返り、来年のリベンジを誓っている。<尾畑陽貴>

12月2日、女子タッチフットボールの東西王座決定戦(プリンセスボウル)が神戸市の王子スタジアムで開催された。東西の学生リーグ1位、2位の大学が出場し、1月に東京ドームでおこなわれる日本選手権(さくらボウル)への1枠の切符をかけて争った。

神戸大は第2試合で成城大と対戦。成城大は昨年度の東西王座決定戦と全日本王者決定戦で優勝を飾っている関東の強豪だ。1Qから成城大がリードする展開となった。神戸大0-13成城大で迎えた2Q後半、西村(農・2)のパスでフレッシュすると、辻(国人・3)へのロングパスが決まりタッチダウン。TFPで2点を得てスコアを8-13とする。しかし、2Q終盤、成城大学が3度目のタッチダウンを奪い、8-20で前半が終了した。

3Q、神戸大の主将・牛島(経営・3)は29ヤードのビックランでタッチダウン。さらに、華麗な連携パスでゴール前5ヤードまで前進すると、再び牛島がタッチダウンを決める。スコアは20-20の同点となるが、すぐさま成城大学も正確なパス回しでゴール前11ヤードまで前進し、山口へのパスでタッチダウンし、20-27で神戸大を突き放す。神戸大は最終Q最後まで果敢に攻め続けるが、1本差を縮めることができず成城大に惜敗を喫した。

続いて、3位決定戦で神戸大は慶應大と対戦した。1Q、西村のロングパスが決まり神戸大が先制する。さらに、杉浦(工・4)のロングランから牛島もタッチダウンを奪う。2Q残り4秒でも内藤(国人・2)がタッチダウンを決め、神戸大21-0慶応大で前半を終える。後半でも神戸大の勢いは止まらず、竹村と杉浦がタッチダウンを奪い34-0で慶応大に勝利。東西王座決定戦で3位に輝いた。

(写真:Rooks提供写真)

東西王座決定戦で優勝し、さくらボウルに出場するのは昨年に引き続き成城大学となった。

以下は牛島主将のコメント。
<成城大戦の振り返り>
前半は、上手く流れを掴むことができず、パスを中心に攻め込まれました。OFでロングパスを決めることができましたが、7-20で折り返しました。

後半は、OFがランでタッチダウンを重ね、良い流れを作ることができました。DFも粘り強く守っていましたが、終盤に相手のタッチダウンを許し、20-27で敗北いたしました。

点差が大きく離される場面もありましたが、最後まで全員で諦めずに戦うことができました。優勝した成城大学との実力差を痛感しましたが、勝利にあと一歩届かなかった事実を受け止め、来年に向けて気持ちを新たに頑張ってまいります。

<慶応大戦の振り返り>
慶應義塾大学との一戦は今年のRooksにとってラストの公式戦になることが分かっていたため、自分たちの持てる力を全て出しきりました。流れを相手に渡すことなく、圧勝できたことは自信に繋げていきたいです。

<来年への抱負>
1回生から3回生は来年必ず東西大学王座決定戦の舞台に戻ってきて、リベンジを果たし、日本一を掴み取ります。そして、今まで支えてくださった4回生、コーチの皆様、OGの皆様、Rooks関係者の皆様への感謝を忘れずに、これからも日々練習に励んでまいります。更に強くなった姿をお見せしますので、今後ともご支援ご声援の程、よろしくお願いいたします。

(写真:Rooks提供)

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