神戸大の非公認バドミントンサークルBADBOYSが2024年3月中旬に合宿先で行った不適切行為について、学生委員の教員らを中心とした調査委員会による合宿の参加者への聞き取り調査終了後、処罰が検討され、懲戒処分となった学生はいなかったことが分かった。<ニュースネット取材班>
(写真:神戸大本部。2024年10月3日12時48分撮影)
神戸大の非公認バドミントンサークルBADBOYSが2024年3月中旬に合宿先で行った不適切行為について、学生委員の教員らを中心とした調査委員会による合宿の参加者への聞き取り調査終了後、処罰が検討され、懲戒処分となった学生はいなかったことが分かった。
学生支援課によると、既に調査は終了していて、大学としての懲戒処分となる学生はいなかったという。一方で、不適切行為に関わった学生には部局等においてしかるべき指導を行っており、 団体としてのBADBOYSに対しては、 資格の取消、いわゆる解散を科したという。
不適切行為があった合宿にはすでに神戸大を卒業生した学生(当時4年生14人、当時修士2年6人、既卒1人)も参加していた。ある調査委員会の関係者は、すでに卒業した学生の懲戒については神戸大の規則で決められていないことから「聞き取り調査は行うが、処分を下すことはできない」と話していた。
学生支援課は、今後の再発防止対策として、 課外活動団体に対する啓発・教育の機会を設け、 将来的には教育プログラムを整備する予定だという。
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