総合学習『命の大切さ、考えよう』のとりくみ
地震防災をテーマにした神奈川県立西湘高校の《調べ学習》
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地域のテーマから〜最初のちょっとしたきっかけ
ほぼ73年周期で小田原を襲う地震。このペースだと次は、1998年±3年のあたりに、マグニチュード7程度の大きな地震が発生する可能性があると専門家はいいます(資料=財団法人「静岡県防災情報研究所《
http://www.e-quakes.pref.shizuoka.jp/index.html
)。
地元、小田原市とその周辺の人たちには、「なにか地震に備えなくては《という気持ちがありました。
一方で、1995年1月17日午前5時46分に発生した「阪神淡路大震災《の報道などで、あらためて高まっていた防災への関心も、5年の月日で薄れかけていました。
かねて、教師として2児の母として「命の大切さを生徒にわかってもらいたい《と感じていた国語科担当の立花先生が、ある女子生徒に「先生、こんな本があるよ《といわれて手にとったのが、副教材ブックレット『語り継ぎたい。命の尊さ〜阪神大震災ノート』(一橋出版、A5判・84ページ、1999年2月刊)だったのです。最初はちょっとしたきっかけでした。
【写真】ブックレットは、一気に約一時間で読めるほどの厚さだ。
《ヒント》
みなさんの地域でこれまでにおきた、地震や、風水害、火災、事件・事故のなかには必ず、「命を大切に《というメッセージが含まれています。市立や県立図書館の郷土図書コーナーや、過去の地元新聞のつづりにヒントがあるかもしれません。
総合学習『命の大切さ、考えよう』のステップ
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地域のテーマから〜最初のちょっとしたきっかけ
1)
簡単な資料を“読む”
2)
感想文を“書く”
3)
体験談を“聞く”
4)
関係者や現場を“調べる”
5)
文化祭、ホームページ、校内新聞で“発表する”
6)
まとめ
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※クリックして、それぞれのステップをごらんください。
●制作 2000年11月30日
神奈川県立西湘高等学校
小田原市 主婦サークル「グループ・スプラッシュ《
神戸大学ニュースネット委員会
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